債務整理の森

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うつ病時の個人再生

      2016/08/21

個人再生の手続きをするにはいくつかの条件があります。安定収入があることは当然考慮されますが、既往歴については諸説がいわれています。とりわけ債務者に多くいるとされるうつ病と個人再生の関係は気になります。うつ病に焦点を当てながら個人再生の利用条件を探っていきます。

憂鬱

継続的な収入があれば問題はない

債務者の中にはさまざまな方々がいます。会社員、公務員、自営業とそれぞれですが、一定の収入がなければ個人再生は実行できません。正社員でなくてもアルバイトやパートといった非正規雇用でも少ない収入の中から安定的な返済が見込めるなら問題はありません。

ではここにうつ病の要素を加えるとどのようになるか考えてみます。うつ病を患っていてもその状況はいろいろで、個人再生が滞りなくできるかどうかは状況次第です。

うつ病でも収入要件を満たしていればOK

うつ病の症状に悩みながらもどうにか働いているならば毎月、一定の収入はありそうです。そうなれば個人再生の大前提となる将来にわたり安定的な収入が見込めると判断できます。しかし、

  • 退職を繰り返す
  • 会社を休みがち
  • 収入のむらが大きい

という場合は裁判所の判断がかわるケースもあります。

無職のうつ病債務者でも支援が得られれば条件をクリアか?

ならばうつ病に罹り現在、無職の債務者、継続的な収入が見込めない人は個人再生の手続きをすることは無理といえます。

ところが債務者による自力での稼ぎではなくても、親族からの援助により一定の収入が将来にわたり見込めるめどがたてば、個人再生の利用も可能になるケースもあります。うつ病だから働いていない、だから個人再生は無理と判断されるわけではありません。おのおの状況によるということです。ここでまとめてみます。

  1. うつ病でも仕事をしながら継続的な収入が見込めるならば問題なし
  2. うつ病で無職であっても将来にわたり安定的な援助が得られればOK

この2点がポイントになります。うつ病だから則、個人再生は利用不可能とはいえないようです。

債務整理を開始した後でも油断は禁物

しかしまだ油断はできません。第一関門の手続き開始は実現しました。順調に弁済を履行していたはずがよもやうつ病になる。もしくはうつ病が悪化して働けなくなるという事態は十分考えられます。

もともと債務者は心理的に追い込まれていることが少なくないものです。これはうつ病になるにはもってこいの環境といえます。債務整理をして借金を返済していくということは傍からみるほど楽なものではありません。ストレスが相当貯まるものです。

うつ病は債務者の持病か?

ストレスの蓄積がうつ病の温床になります。自己破産や個人再生でも債務整理をした債務者の中にうつ病を患う人が目立つのはこのような環境因子があるからです。個人再生を開始しても途中で挫折するということは決して珍しく、うつ病が原因で間接的に手続きが取り消しになる場合もあることを留意しておきましょう。

うつ病であっても就業の事実、または親族などの援助が想定されるケースでは弁護士の見解は欠かせません。

個人再生できるかどうかは専門家に相談する必要がある

収入の有無や見通しで個人再生の利用の判断が分かれるため、専門家の見立てはどうしても必要になります。債務者にとって個人再生がベストの選択か、さらに利用条件に合致しているのかを調べることからスタートします。

うつ病という厄介な病気を患いながらの個人再生手続き。複雑な手続きだからこそ自己判断せず、弁護士や司法書士に相談しながら債務の弁済を進めていきましょう。

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