債務整理の森

債務整理を依頼する際の弁護士の選び方と、それぞれの弁護士の口コミや評判を検証し解説します。

債務整理にかかる期間

 

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債務整理には主に3つの方法がありそれぞれかかる期間も違う

一口に債務整理と言っても、債務額や債務の内容・借入期間・借入業者数・毎月の返済可能額等によって債務整理の方法を選択しなければなりません。

任意整理に掛かる期間は約3ヶ月~6ヶ月

上記のように任意整理は債務者と金融業者の和解交渉ですから理屈の上では、1週間で交渉が妥結することもあり得ます。

しかしながら、現実的には約3ヶ月~6ヶ月くらい掛かった人が多いと言えます。まず、弁護士や司法書士を選任するか否かで違いがありますが、多少、期間が長引いても弁護士や司法書士を選任したほうが無難です。

従って、まず、弁護士や司法書士から金融業者側に受任通知を送りますが、金融業者側から取引明細が送られて来るまでに、通常、約1ヶ月程度を要します。その取引明細をもとに利息制限法による支払利息の引き直し計算を行い、過去に支払った利息を含めて過払い金を確定させます。この過払い金確定交渉に約1~2ヶ月の期間を要すことが多いようです。

そして、最終的な債務額を確定させる交渉に約1~2ヶ月の期間を要すことが多いようで、手続に掛かるトータルの期間は最短で3ヶ月、長くて半年ということろです。実際に任意整理を行った人によりますと、最初に弁護士事務所を訪問してから、最後の3回目に事務所を訪問するまでに掛かった期間は約3ヶ月とのことでした。

因みに、任意整理での分割返済の期間は3年36回返済が目安で、場合によっては5年間60回返済の場合もあるようです。

個人再生手続に掛かる期間は約6ヶ月から8ヶ月

個人再生手続は弁護士や司法書士の選任と裁判所に提出する書類の準備にある程度の時間が掛かります。通常、これらの手続に最短で1~2ヶ月を要します。

そして、裁判所に個人再生の申し立てを行いますが、東京地方裁判所の個人再生手続に要する期間はおおよそ以下の通りです。

まず、個人再生の申し立から個人再生委員との面接、個人再生の開始決定までに約1ヶ月。
債権者による債権届出・債権認否・異議申述に約3ヶ月。
再生計画の提出・債権者回答・再生計画の認可決定に約2ヶ月。

従いまして、弁護士や司法書士の選任から再生計画の認可決定までに約6ヶ月から8ヶ月を要すると考えられます。只、事務的な手続に時間を要した場合や金融業者側の債権認否・異議申述に時間を要した場合、1年程度の期間が必要な場合も有り得ます。

自己破産手続に掛かる期間は最短6ヶ月から1年

自己破産手続も弁護士や司法書士を選任して裁判所に申し立てる債務整理ですから、弁護士や司法書士の選任と裁判所に提出する書類の準備に最短で1~2ヶ月を要します。

その後、管轄している裁判所へ弁護士が必要書類を持参し自己破産の申し立てをしますが、通常、申立から1ヶ月ほどで裁判所から呼び出しがあり、申請者本人が破産申請へ至った経緯などの審問を受けます。

そして、自己破産宣告から約1~2ヶ月後に申請者本人が免責に関する審問を再び裁判所で受けることになり、特に問題が無い場合は免責の審問から約1ヶ月くらいで免責許可決定がでます。
その後、免責許可決定公示後2週間くらいで免責の確定となり官報に公示されます。

従って、ここまで申請者本人が最低2回・代理人の弁護士が最低4回は裁判所に出向くことになり、弁護士や司法書士の選任から自己破産の免責許可決定まで最短6ヶ月から1年を要します。

この間、自己破産のペナルティーである職業選択の自由や一部の公民権が、制限されることになります。

まとめ

債務整理をできる限り迅速に行いたいという思いは全ての債務者に共通する心理ですが、焦って事を急いては返って時間を浪費することになります。

まず、大事なことは腕利きの弁護士や司法書士を選任することです。債務整理は弁護士や司法書士なら誰でも取り扱うことができますが、やはり、債務整理を専門に取り扱う弁護士事務所や司法書士事務所を選ぶ必要があります。また、できれば司法書士よりも弁護士の方が何かと安心です。

何故なら、債務整理専門の腕利きの弁護士や司法書士を選任することが、債務整理を始めてから終わるまでの期間を短縮することにも繋がるからです。つまり、弁護士や司法書士の事務所名や名前を見ただけで金融業者が戦意喪失するようなネームバリューが有れば、自ずと債務整理の期間が短縮されることになります。

従って、例え泣け無しのお金をはたいてでも、債務整理専門の腕利き弁護士を選任することが大事です。

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坂本一夫

坂本一夫

大手証券会社⇒大手出版社勤務、その後独立し10年ほど会社経営。その後、フリーライターとなる。自身も自己破産の経験あり。主に法律事務所の記事を担当。

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