債務整理の森

債務整理を依頼する際の弁護士の選び方と、それぞれの弁護士の口コミや評判を検証し解説します。

法律事務所ホームワンの口コミと評判

 

ラジオでのCMで有名な法律事務所ホームワンの口コミと評判、ネット上の噂などについて検証をしてみました。実際に無料相談を受けてみた感想と、内容についても書いています。債務整理の弁護士選びをする時の参考にしてみて下さい。

法律事務所ホームワンの口コミバナー

2chや知恵袋での書き込み

法律事務所ホームワンの2ch(2ちゃん)への書き込みや知恵袋への投稿を探してみました。

知恵袋は見つかりませんでしたが、2chに関してはラジオCMに関する記載が多かったです。具体的な弁護士業務の内容や、悪評などは見つかりませんでした。

ただ、代表弁護士が2007年に懲戒処分を受けているのが気になるところです。

無料相談をした調査結果

法律事務所ホームワンに実際に電話で無料相談を行い具体的に下記の質問をぶつけてみました。質問は弁護士選定基準でプライオリティーの高い順に行いました。法律事務所ホームワンの具体的な返答と受けた印象と評価は以下の通りです。

債務整理専門の弁護士がいるのか?

弁護士選定基準プライオリティーNO1は債務整理専門の腕利き弁護士に依頼することですが、法律事務所ホームワンの代表である中原俊明弁護士と山田冬樹弁護士はいずれも弁護士経験28年のベテラン弁護士です。

また、法律事務所ホームワンの設立年月は2008年8月で、現在、8年目ということになります。同事務所は東京都中央区銀座に事務所を構え下記の弁護士が在籍しています。

代表弁護士 中原 俊明 / 東京弁護士会所属(登録番号:20255)
代表弁護士  山田 冬樹 / 東京弁護士会所属(登録番号:20261)
弁護士    長谷川 一男 / 第一東京弁護士会所属
弁護士    岡田 聡 / 東京弁護士会所属(登録番号:42145)
弁護士    末田 聡太朗 / 東京弁護士会所属(登録番号:42614)
弁護士    柴田 大祐 / 東京弁護士会所属
弁護士    小杉 直樹 / 東京弁護士会所属
弁護士    大谷 真司 / 東京弁護士会所属
弁護士    市川 雅人 / 東京弁護士会所属
弁護士    太田 誉康 / 東京弁護士会所属
弁護士    鴫原 洋平 / 東京弁護士会所属
弁護士    依田 竜典 / 東京弁護士会所属
弁護士    髙畑 富大 / 東京弁護士会所属
弁護士    垣鍔 晶 / 第一東京弁護士会所属
弁護士    生田 朋子 / 東京弁護士会所属

そして、同事務所はこの15名の弁護士に司法書士1名と事務所スタッフ96名で構成されています。

代表の中原俊明弁護士と山田冬樹弁護士の略歴は以下の通りです。

中原俊明弁護士

  • 東京弁護士会所属(登録番号:20255)
  • 1978年 中央大学法学部卒業
  • 1987年 弁護士登録(東京弁護士会所属)

山田冬樹弁護士

  • 東京弁護士会所属(登録番号:20261)
  • 1985年 早稲田大学法学部卒業
  • 1987年 弁護士登録(東京弁護士会所属)

尚、中原俊明弁護士は2007年に以下の通り懲戒処分を受けています。

1 懲戒を受けた弁護士中原俊明 登録番号20255 法律事務所ホームロイヤーズ
2 懲戒の種別 戒告
3 処分の理由の要旨

懲戒請求者と懲戒請求者の夫Aは2003年7月29日被懲戒者の事務所を訪れて事務所を経営する弁護士(西田)と面談し懲戒請求者A及びAが代表する有限会社Bの破産申立について委任契約を締結したが、事件処理は被懲戒者が担当することとなった。

同事務所の担当事務員は被懲戒者のチェック指示のもと、破産申立時までに解決しておかなければならない事項の処理や、懲戒請求者とAとの離婚による破産申立の修正を経て2004年3月頃までに破産申立書はほぼ完成させていた。

同申立書にはさらに懲戒請求者及びAの離婚後の経済状態に基づいて作成すべき書類を添付しなければならなかったが、その後Aへの連絡が取れなくなり被懲戒者は破産申立を行わないまま、同年9月28日懲戒請求者から委任契約解除の通知を受けた。

被懲戒者は少なくとも破産申立書がほぼ完成されてから懲戒請求者から委任契約解除の通知を受けるまでの6ヶ月間Aへの有効な連絡手段を怠り漫然と破産申立を遅延させた。

被懲戒者の上記行為は弁護士法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する

4 処分の効力の生じた日2007年4月7日  2007年6月1日 日本弁護士連合会

処分が下るというのはそう多くある事ではありません。10年前とは言え対応への心が構えが伺えます。他の事務所を検討する場合は過去の処分歴なども検索してみる必要があります。

そして、法律事務所ホームワンのホームページによりますと、同事務所は個人の借金問題や法人の経営問題等、設立以来さまざまな案件を扱っていますが、特に、個人の債務整理・過払い金返還請求に関しては業界トップクラスの問合わせと相談を受けているとのことです。

同事務所の債務整理・過払い金返還請求の実績を示す問い合わせ数は238,539件で相談受付数139,150件に上るとのことです。(2008年8月1日~2015年12月31日までの実績)

本当に無料相談できるのか?

弁護士選定基準プライオリティーNO2は無料相談で好印象を受けた事務所や弁護士を選ぶことですが、法律事務所ホームワンでは初回相談料は事前にアポイントメントを取れば無料であることが強調されています。

同事務所では債務整理と交通事故に関しては専用のフリーコールが用意されており、受付時間は5:30~24:00(土日祝も受付)で全国どこからでも無料で相談できます。また、相続と離婚・刑事事件・企業法務については別々のフリーコールを設けています。

更に、同事務所では全国無料出張相談会(完全予約制)を随時開催し相談者の地域で出張面談を行っています。

弁護士費用は安いのか、また、分割できるのか?

弁護士選定基準プライオリティーNO3は弁護士費用の問題です。当然のことながら、債務整理を考える人は経済的に行き詰まっている人が多く費用の問題は最も気になるポイントです。

しかし、費用の問題を余り気にする余り「安かろう悪かろう」の弁護士に委任してしまうと元も子もありません。従って、債務整理で大事なことは「費用が安く且つ良い弁護士」を選ぶことに尽きると言え、事前に費用が明確に示されていることと文書による確認が出来る弁護士事務所が求められます。法律事務所ホームワンの弁護士費用は以下の通りとなっています。

過払い金返還請求(完済案件)

  • 過払い成功報酬 取り戻した金額の20%

任意整理

※税別で表記しています。

  • 基本報酬1社につき4万円
  • 減額成功報酬 債権者と交渉して減った額の5%
  • 過払い成功報酬 取り戻した過払い金額の20%

自己破産

基本報酬

個人の場合(同時廃止・少額管財) 28万円
法人の場合 50万円~ ※別途、消費税がかかります。

申立時費用(実費※1) +事務手数料2万5000円

※1 申立時費用(実費): 収入印紙代、郵券代、予納金(官報公告費)等
少額管財の場合管財費用管財人費用として20万円
送金代行手数料管財人への送金代行手数料として1000円(税込)

個人再生

基本報酬

(1)住宅ローン特例なしの場合 28万円
(2)住宅ローン特例ありの場合 38万円
申立時費用(実費※1) +事務手数料(1)および(2)の手続きに共通して3万円

※1 申立時費用(実費):収入印紙代、郵券代、予納金(官報公告費)など
再生委員が選任される場合
再生委員の報酬15~20万円(裁判所により異なります。東京地裁の場合は必ず再生委員が選任されます。その場合の費用は15万円です)

債務整理手続のタイムテーブルを示してくれるのか?

弁護士選定基準プライオリティーNO4は債務整理手続のタイムテーブルを示してくれるかどうかですが、法律事務所ホームワンではホームページに債務整理手続のタイムテーブルを詳しく示しています。

ご相談の流れ

  1. 1 電話または相談申込フォームから問い合わせ
    (相談予約は電話またはWeb相談申込フォームから受け付けています)
    ※ご来所を希望される方は、まずはフリーダイヤル0120-316-279(受付時間:5:30~24:00) までお電話ください。
  2. 受付担当者による簡単な借り入れ状況の聞き取り・相談の予約
    (受付担当者が簡単な借入れ状況を聞き取り相談の予約を承ります)
  3.  相談事務員による借入れ生活状況の聞き取り・費用についての説明
    (予約いただいた日時に相談事務員からお客様にご連絡いたします)
  4.  弁護士とご相談(事前に聞き取りした内容をもとに弁護士とご相談いただきます)
    (相談後、当事務所への依頼をご希望される方には債務整理・過払い金返還請求の手続きや内容やメリット、デメリット、契約の流れについてご説明いたします)
  5.  ご依頼(受任・弁護士との話し合いのうえ当事務所にご依頼されるかどうかお決めください)
    (弁護士がお客様の問題解決を受任した場合には取引のある貸金業者に書面で連絡し貸金業者からお客様への返済の督促は止まります)

任意整理手続きの流れ

  1. ご相談、受任(お客様からのご相談をまずは相談事務員がうかがいます)
    (弁護士が正式に受任し各債権者に受任通知を送った後は各債権者からの督促が止まります)
  2. 調査期間(目安期間:2~3ヶ月)(業者に受任通知を発送しお客様の取引履歴の開示を求めます)
  3. 方針決定面談(利息制限法による引き直し計算後、未だ借金が残った場合はお客様の生活状況を踏まえ弁護士と協議し今後の返済プランを決めていただきます)
  4. 和解交渉・和解方針(返済可能見込み額・支払い開始日・分割回数等が決まりお客様からホームワンへ1回目の和解金が入金された段階で和解交渉を開始します)

担当弁護士に直接面談できるのか?

電話やメールで面談のアポイントメントを取れば弁護士による無料相談を受けられます。

また、正式委任後も面談のアポイントメントを取れば弁護士による相談を受けられるとのことです。同事務所では方針決定面談など重要なタイミングで弁護士と協議することを重視しています。

 

総評

(5段階評価・25点が最高レベル)

法律事務所ホームワンの総評

法律事務所ホームワンに実際に電話で無料相談を行ない特に感じたことは、依頼者の目線で様々なシステムが準備されていることです。例えば、同事務所では全国無料出張相談会(完全予約制)を随時開催し、地方の依頼者に対して無料相談の機会を与えています。

また、同事務所がホームページに掲載している「法律事務所選び 5つのチェックポイント」は正にポイントをついています。各法律事務所のホームページの記載や電話の対応で比較しましょうとのことで、具体的には5つのポイントを上げています。

1 料金は明確か?
・料金表の有無
・料金の記載のわかりやすさ
・初回相談の有料・無料
・分割払いの可否 など
2 手続きの説明はわかりやすいか?
・任意整理、自己破産、個人再生、過払い金返還請求など各手続きの違い
・手続きにかかる期間など
3 デメリットを書いているか? 手続きのメリットだけでなく(信用情報に登録される可能性など)が説明されているか
4 相談方法の記載はあるか?
・来所、電話、メールなど相談方法の記載
・事前予約が必要かどうかなど
5 事務所や弁護士について記載はあるか?
・弁護士の名前
・実績
・経歴
・事務所の所在地など

上記の「法律事務所選び 5つのチェックポイント」は正にポイントをついていますが、果たして法律事務所ホームワンで実際に実行されているのでしょうか?

5つ目のポイントで事務所や弁護士の実績と経歴の記載を上げていますが、法律事務所ホームワンのホームページに代表の中原俊明弁護士の2007年の懲戒処分が、記載されていませんでした。事務所や弁護士の実績や経歴は良いことも悪いことも正直に載せなければ意味がありません。

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坂本一夫

坂本一夫

大手証券会社⇒大手出版社勤務、その後独立し10年ほど会社経営。その後、フリーライターとなる。自身も自己破産の経験あり。主に法律事務所の記事を担当。

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