任意整理して 4 年経ったリアルな心境を告白

今回は、「実際に債務整理をした人」を代表して、てっぺさんにその体験談を語って頂きました。まもなく完済となるてっぺさん、実際に債務整理をして良かったのかどうか。

ではさっそくどうぞ

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こんにちは、てっぺ (@teppesmn) です。

 

借金 550 万円をこさえたボクですが「これはさすマズい」と任意整理をして 4 年。

毎月コツコツ返済し続けた結果、残り 83 万円までこぎつけました (2018 年 11 月現在)

残りもう少しです ( ･ㅂ･)و ̑̑

 

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この記事では、4 年にも及ぶ借金返済のリアルを綴っていきます。

 

 

こんな方はぜひ参考にしてください！！

 

借金 550 万円は多いのか少ないのか

多いです。

 

 

 

この条件のボクでさえ、返済はかなり厳しいです。

 

返しても返しても全然減りません・・・。

返済のたびに、550 万という数字に押しつぶされそうです (´；ω；｀)

 

だがしかし、任意整理という最終手段を使っているので、これでも返済が楽になったほうなのです。

以前は無謀にも有利息のまま返そうとしていたと思うとゾッとしますね・・・。

任意整理のおかげで "無理ゲーがハードモードになった" というと分かりやすいでしょうか。

 

それが 550 万円という借金なのです。

 

借金が同じくらいでボクよりも条件面で不利な方、返済生活は相当厳しいものと覚悟しておいてください (´・ω・`)

あるいは任意整理でなく、再生や自己破産を選んだ方が良いかもしれません。

 

ましてや、債務整理せずに高金利 (10 〜 18%) のまま返済し続けている方は、人生諦めて一生借金と添い遂げるくらいの勢いだと思います。

脅しではなくマジです。

 

任意整理か自己破産か

 

債務整理にはいくつか種類がありますが、ボクの場合は "自己破産" あるいは "任意整理" の選択肢がありました。

 

 

金額が大きかったこともあり、初めは自己破産を勧められました。

返済総額だけ考えると自己破産でゼロにしたほうが簡単にやり直せるわけですが、ここはあえて元本だけでも返す任意整理の道を選びました。

 

「自分で借りた借金だから、きちんと返したい (｀・ω・´) ｷﾘｯ」

こんなカッコいい理由ではありません、単に親バレが怖かっただけです (´・ω・`)

 

自己破産にすると奨学金も債務整理の対象になり、保証人である親に借金が移動してしまうため親バレ必至なのです・・・。

 

とてもとても怒られるのは目に見えています。

これを防ぐためだけに任意整理を選択したわけです＼(^o^)／

我ながら情けない話です・・・。

 

 

と、安易に任意整理を選択したわけですが、4 年経った今、任意整理でよかったと改めて感じています。

 

 

4 年間この生活を続けたおかげで、お金に関しての管理能力はかなり改善されました。

 

返済以外に貯蓄も始め、借金残高 83 万円に対して、貯蓄 480 万円 (2018 年 11 月現在) と事実上は借金完済 (仮) の状態にまで復活しました ( ･ㅂ･)و ̑̑

 

"任意整理 = 修行期間をいただけた" という感覚でしょうか (*´ω`*)

 

自己破産で何の苦労もなく借金ゼロになったとしたら、恐らく同じことを度繰り返していたでしょう。

任意整理だったからこそ、過去の自分に向き合い成長できたのだと実感しています ( ･ㅂ･)و ̑̑

 

返済はツラい？

はい、ツラいです。

 

 

当たり前じゃないですか・・・。

 

開始時の返済額は 99,000 円 (月) でした。

ルイ・ヴィトンの財布を毎月買っているようなもんですよ。

給料もらった直後に 10 万円減ってるんですよ、そりゃツラいに決まっています (´；ω；｀)

 

 

返済開始の 3 年くらいの、借金が減っている実感が湧かなかった期間が最もツラかったです。

550 万円 が、500 万円、400 万円と減ったとしても多額な借金であることには変わりないのです。

 

減ってきたことを実感できたのは残債 200 万円を切った頃からでしょうか。

つまり返済開始 3 年はツラい時期がずっと続くのです。

 

任意整理の直後は「おし、返済がんばるぞ！」と意気込むものの数年がかりなわけです。

一筋縄でいくわけがありません。

 

 

返済するたびにこんな喜怒哀楽と向き合う覚悟も必要でしょう。

 

返済を続けるコツですが、そのときの素直な気持ちを残しておくことをオススメします！！

ボクの場合はブログという形で行いましたが、日記でも手帳でも良いでしょう。

たまに読み返すことでモチベーションを保つことができますし、何よりも借金を繰り返さないための抑止効果は抜群です ( ･ㅂ･)و ̑̑

 

完済後のことも考えれるようになった

 

返済がある程度進み、収支に余裕がでてきたらぜひ家計管理にも挑戦しましょう (=ﾟωﾟ)ﾉ

 

つい返済だけに目が向いてしまいがちですが、完済はゴールではありません。

二度と借金しないようにする、そして健全な支出で生活をすることがゴールです。

 

 

ボクが返済中に家計管理を始めたキッカケは、完済したとしても生活が楽になる自分が想像できなかったからです。

事実、任意整理の返済は順調だったものの、浪費グセは改善されないままでした・・・。

 

返済が折り返しに差し掛かったところで、浪費体質の改善のため、家計管理にも本気で着手しました。

 

 

簡単なものから順に、今まで目を背けていた部分を徐々に改善していきました。

 

マンネリになりがちな借金返済ですが、単に返済するだけでなく、返済の段階に応じて視点を変えていくと将来に繋がりますよ ( ･ㅂ･)و ̑̑

 

 

せっかく 5 年間の任意整理という "自分改善の期間" を頂いているのですから、ぜひ有意義に活用しましょう (=ﾟωﾟ)ﾉ

 

まとめ

完済が近づいて改めて言えることは、

 

債務整理してよかった！！

 

 

あのツラく長い借金地獄から最短ルートで抜け出せたのは、一念発起して債務整理したおかげだと思っています。

 

弁護士さんに相談したとき、

「このまま払い続けると (550 万円の元本が) 支払総額が 1,000 万円超えますよ」

と言われたのは今でも忘れません。

それだけ借金の金利というのは返済において足枷なのです。

 

 

債務整理すると信用情報がブラックになるため、

 

 

というデメリットを言い訳に、債務整理に踏み出せない人が多いようです。

確かに、債務整理してしまうと信用情報に傷がつくため、向こう数年は不都合が生じてしまいます。

しかし "早く借金を返済できる" ことと天秤にかけたら、どちらが長期的にメリットあるかは議論の余地はないでしょう。

 

 

消費者金融・銀行カードローンの 10〜18% 高金利では、まとも返済していたら一生借金地獄から抜け出すのはまず不可能です。

無利息の 550 万円返済でさえ大変なので間違いない ( ･ㅂ･)و ̑̑

 

この記事を読んでいるあなたが借金で悩んでいるようなら、プライドを捨ててさっさと専門家に相談してみてはいかがでしょうか (=ﾟωﾟ)ﾉ

常に頭の中にまとわりついている "借金" の二文字をなくす糸口が見つかるかもしれませんよ (*´ω`*)

 

もう 1 度言いますが、

「債務整理してマジよかった！！」

これが債務整理の返済を 4 年続けたボクの素直な感想です (*´ω`*)

 

真人間になるのが待ち遠しいです。

借金問題で悩んでいる方は勇気を出して専門家に問い合わせをしてみてください。きっと打開策を教えてもらえるはずです。

おわり。

 

 - 債務整理体験談