債務整理の森

債務整理を依頼する際の弁護士の選び方と、それぞれの弁護士の口コミや評判を検証し解説します。

アヴァンス法務事務所の口コミと評判

 

アヴァンス法務事務所の口コミと評判を検証してみました。

最近はテレビCMでも見かける事が多いアヴァンス法務事務所ですが、実際の債務整理への対応はどうなのでしょうか?

電話無料相談をした内容も記載していますので、弁護士選びの参考にして見てください。

アヴァンス法務事務所トップバナー

アヴァンス法務事務所の特徴

アヴァンス法務事務所大きな特徴は、債権者の数が1社~2社でも対応すると公言していることです。

債権者の数が少ない案件は取り扱わない弁護士事務所もある中、そのような規模の小さな任意整理交渉でも丁寧に対応するという意思表示です。

中でも任意整理については、減額報酬を取らない料金体系ですので良心的な報酬になっていると言えます。

事務所を大阪と東京に構えることで全国に対応できるサポート体制も作っています。

アヴァンス法務事務所の口コミと評判

実際にアヴァンス法務事務所を利用した方の口コミを見てみると、

「他の弁護士事務所では断られたけど、アヴァンス法務事務所では引き受けてくれて助かった

と言う声が目立ちます。

料金も他の法律事務所や司法事務所が過払い金成功報酬20%前後なのに対し、アヴァンス法務事務所は16~18%と非常に低いです。

2チャンネルなど掲示板サイトを見ると悪い評判が目立つアヴァンス法務事務所ですが、実際のところはどうなのでしょう。

アヴァンス法務事務所のインターネットでの評価

知恵袋や2ちゃんねる(2ch)などを見るといくつか気になる内容があったので、引用します。

無事任意整理はできて、債権者に支払いを続けていましたが、支払いが難しくなり、自己破産を検討してアヴァンス法務事務所に相談の電話をしたところ、

「お客様との契約は終わっているのでお近くの弁護士さんに相談してください」

という内容のことを言われました。

遠距離だと自己破産手続きはしてもらえないものでしょうか?

yahoo知恵袋より引用:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14163274424

これについては、電話相談の部分でも触れますが、アヴァンス法務事務所は司法書士が対応をする事務所です。

ですので、140万円以上の借金の交渉、自己破産や個人再生についてはやっていないということなのでしょう。

友達の話なのですが友達がアヴァンス法務事務所に任意整理を契約しました。

2社で60万を借入し家の事情で支払いが困難になったみたいです。アヴァンスには月々2万で
アヴァンスに19万払うみたいなのですが契約し2回ほど支払いした後、担当者が毎回変わるのと経過が曖昧なのと契約も電話とメールだけみたいで1度も会ったことないみたいです。

yahoo知恵袋より引用:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12136617662

こちらは、担当者が変わる、会ったことがないということなので、当サイトではあまりオススメしていないケースです。

その都度状況も変わるのかもしれませんが、無料相談時に確認する必要がありそうですね。

アヴァンス法務事務所の特徴まとめ

  • 追加費用の請求一切なし
  • 過払金請求の費用が業界トップクラスに安い
  • 減額報酬一切なし
  • 1社からでも任意整理対応

無料相談をした調査結果

アヴァンス法務事務所に、実際に電話で無料相談を行い具体的に下記の質問をぶつけてみました。

質問は弁護士・司法書士選定基準でプライオリティーの高い順に行いました。

アヴァンス法務事務所の具体的な返答と受けた印象と評価は以下の通りです。

債務整理専門の司法書士がいるのか?

弁護士・司法書士選定基準プライオリティーNO1は債務整理専門の腕利き弁護士・司法書士に依頼することですが、アヴァンス法務事務所(司法書士法人 アヴァンス・リーガルサービス・グループ)の姜正幸代表司法書士の略歴は同事務所のホームページには記載がありません。

同事務所のホームページには姜正幸代表司法書士の他11名の認定司法書士のフルネームと顔写真が載せられていますが、肝心の略歴については記載がありません。

ただ、同事務所の沿革は以下の通りですので、同事務所が開設されてから約8年であることが解ります。

アヴァンス法務事務所沿革

2007年 中ノ島総合法務事務所からの分離・独立によって6月にアヴァンス法務事務所を設立
2007年 9月に京都支店を開設
2007年 11月に「司法書士法人アヴァンス・リーガルサービス・グループ」を設立
2008年 業務拡大に伴う効率化のため京都支店を閉鎖したうえで業務を本店に集約
2011年 東京渋谷・福岡博多・名古屋名駅の各オフィスを開設
2013年 福岡博多・名古屋名駅の両オフィスを閉鎖したうえで両オフィスの顧客対応などの業務を本店に集約

現在、同事務所には従業員約100名が在籍しており、大阪市中央区北浜2丁目の本店のほか東京都渋谷区代々木に新宿支店を持っています。

アヴァンス法務事務所では以下の債務整理指針を定めています。

  1. お客様一人一人に最適なプランを提案すること
    (判例の動向や法律改正・業者の経営状況などを多角的に考慮しつつ、過払い金の回収・支払い債務の和解・解決方針等について、お客様一人一人に最適な問題解決プランを提案する)
  2. 借金問題の最終解決まで取り組むこと
    (同事務所ではお客様の問題解決がなされるまで最後まで取り組む)
  3. 安易な和解はいたしません
    (過払い金の回収だけに偏重せず、支払い債務についても一貫して利息カットでの和解に取り組む)

また、同事務所の主な事業内容は以下の通りです。

  • 任意整理
  • 過払金返還請求

業者との交渉・和解締結、書類作成代行、簡易裁判所での訴訟代理と各種事務手続

  • 自己破産
  • 個人民事再生

書類作成代行と各種事務手続

更に、同事務所の特徴として以下のサービスをホームページ上で行っています。

  • 債務診断
  • 総量規制診断
  • WEB進行状況照会
  • 女性専用ダイアル

アヴァンス法務事務所では設立当初から新聞広告・交通広告やラジオCMに加えて、携帯電話での閲覧を前提にインターネット向けのバナー広告を積極的に行っています。

また、2009年には関西地方を中心に西日本地域でテレビCMの放送を開始し2010年の初頭には全国向けのテレビCMを放送する一方で、複数のテレビ番組や京セラドーム大阪内のフィールドシートのスポンサーを行うなど積極的な広告宣伝が目立ちます。

本当に無料相談できるのか?

弁護士・司法書士選定基準プライオリティーNO2は無料相談で好印象を受けた事務所や弁護士・司法書士を選ぶことですが、アヴァンス法務事務所では債務整理の相談は何度でも無料であることが同事務所のホームページで強調されています。

メールでの相談は24時間受付中で、電話相談は平日9:30~21:00/土日祝9:30~19:00で女性専用ダイヤルやメール窓口も用意されています。

費用は安いのか?分割できるのか?

弁護士・司法書士選定基準プライオリティーNO3は弁護士・司法書士費用の問題です。

正直、債務整理を考える人にとり最も気になるポイントは弁護士・司法書士費用の問題ですが、他のポイントよりもこの点を重視し過ぎてしまうと「安かろう悪かろう」の弁護士・司法書士に委任してしまう恐れが出てきます。

そこで、弁護士・司法書士費用の問題よりも債務整理専門の弁護士・司法書士に依頼することを優先し、その次に費用の面を考えることが大事で要は「費用が安く良い弁護士・司法書士」を選ぶことに尽きます。

また、事前に弁護士・司法書士費用が明確に示されていることと文書による確認が出来ることが求められます。

アヴァンス法務事務所のホームページには費用が明確に示されています。

過払い成功報酬

  • 1・2件は過払い金の18%
  • 3・4件は過払い金の17%
  • 5件以上は過払い金の16%

任意整理費用

追記:2016年2月23日料金変更修正

(減額報酬や和解成功報酬などの追加費用は一切なし)

旧料金表
債権者集費用
1社139,000円
2社178,000円
3社197,000円
4社216,000円
5社235,000円
6社254,000円
新料金表

アヴァンス法務事務所新料金表

報酬形態が少し変わっていて比較が難しくなっていますが、安くなっていますね。

追加金額1社あたり100万円以上 10,000円・200万円以上 20,000円・300万円以上 30,000円
※10社以上の場合はご相談下さい。

自己破産

250,000 円(消費税別)

※その他、予納金、申立印紙代などの実費(概ね20,000円前後)がかかります。
※管財事件の場合は、別途追加費用がかかります。
※事件内容により別途追加料金が発生することがあります。

個人再生

280,000 円(消費税別)

住宅ローン特別条項を利用する場合100,000円(消費税別)加算されます。
※その他、予納金、申立印紙代などの実費(概ね30,000円前後)がかかります。
※管轄裁判所・案件によっては再生委員が選任される場合があります。その場合、再生委員への報酬として、別途15万円~20万円前後の費用が必要となります。
※事件内容により別途追加料金が発生することがあります。

特定調停

8社まで20万円、9社目から1社増えるごとに1社あたり2万円の追加。(消費税別)
(別途、事務費用2万円がかかります)

従って、司法書士事務所としては任意整理費用は割高で自己破産費用は平均的と言えます。また、分割を希望する場合は原則として半年での分割が基本とのことです。

債務整理手続のタイムテーブルを示してくれるのか?

弁護士・司法書士選定基準プライオリティーNO4は債務整理手続のタイムテーブルを示してくれるかどうかですが、アヴァンス法務事務所のホームページには相談から解決までのタイムテーブルが示されています。

  1. 申込み
    申込フォームに必要事項と相談したい内容をご記入ください。
    期日の指定が無い場合は当日中にご連絡(電話・メール)を差し上げ詳細を伺います。
  2. 契約(受任)
    契約書及び本人確認書類をアヴァンスと取り交し次第、受任完了です。
    受任完了後は債権者からの取り立てがストップします!
  3. 経過報告
    「くりっく整理確認くん」を使うことで連絡を待つことなくいつでもどこでも携帯から進捗を確認することができます
  4. 和解
    過払い発生の場合はお客様指定の口座へお振込み及び和解書の送付、それ以外の場合は和解書を送付いたします。

担当司法書士に直接面談できるのか?

アヴァンス法務事務所では電話やメールの無料相談で司法書士のアポイントメントを取れば、確実に司法書士に直接面談することができます。

また、正式委任後も事前に連絡しておけば担当司法書士に面談することができるとのことです。

総評

(5段階評価・25点が最高レベル)

avasouhyou

アヴァンス法務事務所に実際に電話で無料相談を行ない特に感じたことは、積極的なテレビCMや整備された綺麗なホームページを同事務所の表の顔とすると、同事務所の裏の顔は一体どのようなものなのかという疑問です。

と言いますのは、電話無料相談での質問に対して回答が二転三転しているからです。

最初に

140万円以上の債務について

「140万円以上の債務については司法書士は代理人に成れないと思いますが、その場合の対応はどうなりますか?」

と聞いたところ、

「金融機関によっては140万円以上でも対応できます」

との回答で、

「それは法律違反ではありませんか?」

と問い正すと少し待たされてから

「140万円以上は対応できません」

と回答を訂正しました。

自己破産の費用について

次に、

「自己破産費用の25万円は書類の作成費用だけですね?」

と聞いたところ、

「書類作成に加えて自己破産手続の代理人費用も含まれます」

との回答で、

「それは法律違反ではありませんか?」

と問い正すと少し待たされてから

「25万円は書類の作成費用だけです」

と回答を訂正しました。

つまり、電話を受けた相談員は認定司法書士が債権者と交渉する場合に限界があることを全く知らされておらず、相談員の後ろに控える管理者が相手の質問状況により回答を二転三転させていると考えられます。

従って、法律に詳しくない依頼者に対しては同事務所が法律の趣旨とは異なった回答をし、同事務所に都合の良い委任契約に持ち込もうとしていることが推測されます。

この様な対応を裏付けるような事件が過去に起きています。

2008年4月に大阪弁護士会は「2008年4月頃に司法書士の資格のない事務職員に債務整理交渉を担当させた」として、法人アヴァンス・リーガルサービス・グループおよび当事務所所属の司法書士5人(姜正幸代表を含む)を弁護士法違反(非弁活動)容疑で大阪府警に告発しました。

2011年3月29日付で法人および司法書士全員が嫌疑不十分で不起訴になりましたが、大阪弁護士会が何の根拠もなく告発する筈もないため同事務所の司法書士事務所としての信頼性が疑われます。

依頼者にとっては一生に一回くらいしかない大事な債務整理に、この様な信頼性が疑われる司法書士事務所を選ぶ必要はありません。

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坂本一夫

坂本一夫

大手証券会社⇒大手出版社勤務、その後独立し10年ほど会社経営。その後、フリーライターとなる。自身も自己破産の経験あり。主に法律事務所の記事を担当。

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