つばさ法律事務所（仙台）の口コミと評判を検証

ライター坂本が、今回はつばさ法律事務所についての口コミや評判、噂について分析・検証していきます。
インターネット等に書き込まれた口コミや、実際に利用した方の声、体験談などを調査し、また自身でも無料電話相談を利用してみた電話調査をした結果をまとめています。

このページを通じて、つばさ法律事務所の良い点も悪い点も含めて特徴や、他事務所との違いを把握し、弁護士選びの参考にしてみて下さい。

当サイトが分析・検証したつばさ法律事務所の特徴は、以下の3点が挙げられます。

それでは、こちらの3点について解説していきましょう。

つばさ法律事務所の概要

まずは、つばさ法律事務所について基本的な情報についてまとめました。

つばさ法律事務所代表弁護士プロフィール

引用元：つばさ法律事務所公式HP
URL：http://www.tubasa-law.jp/office.html

代表の斎藤先生は仙台地域では弁護士会の会長、そして日本弁護士連合会でも副会長をされているとのことで、地域はもちろん全国的にも知名度が高く、実績のある先生であることが推測されますね。

代表コメント

「法律事務所は社会の病院と言われます。 訪れた人が少しでも明るい気持ちで、帰れるようにしなければならないと肝に銘じております」

引用元：つばさ法律事務所公式HP
URL：http://www.tubasa-law.jp/office.html

相談者一人ひとりに誠実に向き合う、代表の齋藤拓生弁護士の誠実な人柄が伝わってくるコメントです。

つばさ法律事務所を利用した方の感想・口コミ・評判

実際につばさ法律事務所を利用した方の感想・口コミ・評判をネットで検索しました。

「お客様の相談で分かりやすく説明してくれるので助かりましたよ」

引用元：googleマップ
URL：https://bit.ly/2Pbt09b
投稿月：2019年7月

その他、ネガティブな口コミというのは基本見当たりませんでした。

メディア掲載実績

つばさ法律事務所のメディア掲載実績について調査したところ、債務整理の案件だけでなく、幅広い分野を取り扱っているということが分かります。

マイベストプロ宮城への掲載

以下のメディアにおいて、代表の斎藤拓生弁護士が建築紛争解決のプロとして、欠陥住宅・リフォームの問題・建築トラブルは任せて安心と、記載されてます。

マイベストプロ宮城

齋藤弁護士は、欠陥住宅問題や行政事件、刑事事件を専門としており、過去の実績も豊富とのことです。

また、つばさ法律事務所の公式HPのTOPでも、建築トラブルと離婚が目立つところで紹介されているので、事務所自体がこの分野に注力しているということなのでしょう。

日本経済新聞への掲載

以下の記事において、門間久美子弁護士が、被告側の弁護人として2011年に発生した殺人事件について、記者にコメントしています。

日本経済新聞オンライン

その他、つばさ法律事務所のネットで確認できる情報は限定的ですが、同事務所を批判的に扱う情報は見られませんでした。

また、つばさ法律事務所では公式ホームページの他に、「欠陥住宅問題」と「離婚問題」に特化した専門サイトも運営しています。

料金体系

つばさ法律事務所の債務整理の費用は以下の通りです。

上記の中でいくと、特に、任意整理・過払金請求の着手金1社2万円＋報酬金ゼロは最安値水準の費用と言えます。

報酬金というのは債務整理において、実際に整理することができた債務額に対して、一定の成果報酬と事務所に支払うものでありますが、こちらが0円であるということは、一般的な事務所に比べても良心的な料金体系であると言えます。

一方、着手金については、比較的一般的な水準にありました。

ちなみに、債務整理の弁護士費用は相談者の事情により分割払い・後払いも可能というところも、利用者にとっては非常にメリットとなるポイントです。

その他、上記以外の細かな点について電話相談で調査したのですが、費用感については、「手続き内容によるので、一概には言えない」とのことで明確な回答を得ることはできませんでした。

分割などの支払い方法についても「場合による」という回答のみで、具体的な回答は返ってきませんでした。

残念ながら、電話相談だけでは、費用感や支払い方法などのイメージがつきませんでした。

実際の電話調査での結果

さらに詳しく、つばさ法律事務所の詳細を調査するために実施した、電話で債務整理の相談を行ってみた内容を公開します。電話にあたってのユーザーの設定としては,、30代男性、仙台在住、一人暮らし、銀行カードローンや奨学金などによる借金で現在の残高は約200万円、としています。

以下、電話してから実際のやりとりについてご紹介していきます。

受付での対応

電話をかけると、ワンコールで事務員の方と思われる女性が出て、対応してくれました。

ライター

すみません、借金について相談したくてお電話差し上げました。

事務員

借金のご相談ですね。お名前を教えて頂けますでしょうか。

ライター

坂本一夫と申します。

事務員

当事務所をどちらで知りましたか。

ライター

ネットで調べて見つけました。

事務員

ありがとうございます。当事務所には、三名弁護士が在籍しておりますが、相談する弁護士のご希望はございますか。

ライター

いえ、特にございません。

事務員

かしこまりました。それでは弁護士にお繋ぎします。

相談相手の弁護士を誰にするか、こちらで選べることには驚きました。
他の事務所の受付では受けたことのない対応です。
その後、弁護士の先生に電話が代わります。

弁護士への相談

ライター

坂本一夫と申します。実は借金が200万円ほどあり、相談させていただきたいのですが。

弁護士

はい。お電話にてお話を伺いコメントをする形式と、実際にご来所いただく形式と、どちらをご希望でしょうか。

ライター

とりあえず、電話でお話を伺いたいです。
ちなみに電話での相談は無料でしょうか。

弁護士

はい。もちろん無料です。何時間もお話するわけには行きませんが5分10分であれば大丈夫ですので、何でもご相談ください。

ライター

ありがとうございます。

ここで、弁護士から債務整理に関する簡単な説明がなされました。

弁護士

不動産などはお持ちですか。

ライター

いいえ、特に……。

弁護士

そうですか。 債務整理には任意整理と個人再生と自己破産の三つがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。 任意整理を選択する場合には、どの借金を整理するのか選んでから、債権者と交渉することになります。 個人再生と自己破産は、整理する借金を選ぶことができません。 自己破産を選択する場合は、財産となるものは全て裁判所に申告し、99万円分までは手元に残せますが、それ以外は全て処分することになります。

自己破産をする場合には弁護士費用のほか、裁判所で手続きをする際に別途費用が必要となることなど、素人にも分かりやすく解説していただきました。

ライター

なるほど。直接お話を伺いたいとも考えているのですが、その場合には費用などかかったりするのでしょうか。

弁護士

当事務所での対面相談は、初回無料で実施しております。 いまのように電話での相談の他、メールでのご相談いただくことも無料で可能です。 また先日の台風19号の影響で日常生活に支障をきたしている方や、東北大震災で被災された方からのご相談につきましては、2回目以降も無料となっております。 アポイントを取った上でご来所ください。

ライター

債務整理手続きを依頼した後の流れについて教えてください。

弁護士

具体的な流れは選択する債務整理方法によって異なりますので、詳細はご来所いただいた際にご説明いたします。 例えば、任意整理であれば、どの借金を整理するか面談を通じて決定した後、債権者との交渉に移ります。

ホームページ上では債務整理手続きについての流れは示されていませんが、無料相談に行けば、依頼後の流れについて詳細に説明していただけそうです。

ライター

なるほど、ありがとうございます。 そういえば、聞きかじった知識で恐縮なのですが、司法書士事務所も債務整理を取り扱っていると聞いたのですが、弁護士事務所との違いはあるのでしょうか。

弁護士

認定司法書士であれば任意整理の代理人になり、 債権者からの取り立てを停止させることができますが、 個人再生など裁判所を介した手続きに同席することができません。 弁護士は全ての債務整理方法に対応可能ですので、その点が司法書士との大きな違いだと思います。

債務整理は司法書士事務所でも対応できるものの、弁護士事務所であれば、どの手続きのパターンでも対応することが可能ということが分かりました。

ライター

ちなみに、つばさ法律事務所さんでは、債務整理の実績は多いのですか。

弁護士

債務整理は極論、どの弁護士がやっても同じなので、実績は関係ないと思います。 東京の事務所で、全国に支店があるような事務所だと、債務整理に注力している、などとアピールしていますが、処理する人数の違いで、特別なノウハウがあるわけではありません。

実績の話になると、少し口調がキツくなってきました。
代表の齋藤弁護士の得意分野にも欠陥住宅問題や行政事件など、債務整理以外の分野が挙げられており、事務所として、債務整理にそこまで注力してきていないのかもしれません。
次の話題に移すことにしました。

ライター

債務整理をお願いするにあたって、いくらくらい必要なのですか。

弁護士

手続き方法によるので、一概には言えないです。 ちなみに、200万円の借金の内訳はどうなっていますか？

ライター

一社で150万円の借入、もう一社で50万円の借入です。

弁護士

それであれば、150万円分は毎月2万円くらいの返済で75回払い、残りの50万円は毎月1万円の返済で50回払い、などの返済計画がよいでしょう。 そうすれば毎月の支払額も抑えられますし。

ライター

その場合は初期費用などの着手金もかかるのでしょうか？

弁護士

それも手続き内容によって変わるので、明言はできません。 費用を抑えたい場合は、法テラスに頼めば、費用を建て替えてくれたりするので、資金面の心配がある場合は、相談してみるとよいでしょう。

ライター

詳細にありがとうございます。 ところで、私のように200万円も借金があるような人からの相談は、そうそうないですよね……。

弁護士

金額に関して言えば、もっと大きな負債を抱えている方からの相談も一定数寄せられています。 以前は過払金請求に関して、大変多くのお問い合わせをいただいておりました。 しかし最近は減っているように思います。

ライター

なるほど。いろいろと教えて頂き、ありがとうございました。 もし可能でしたら、また相談の電話をさせていただいてもよろしいでしょうか？

弁護士

はい、もちろん構いません。 ただ電話で簡単な質疑応答に終始するだけでなく、弁護士の無料相談をご利用いただくことで、より具体的な話をすることができます。 来所したからといって、絶対に契約しなければならないということはありません。 契約するかしないかは、相談者の方の自由です。借金でお困りの場合には、お気軽に無料相談をご利用ください。

総評

5段階評価・☆☆☆☆☆が最高レベルで☆が最低レベル

つばさ法律事務所に実際に電話で無料相談を行ない特に感じたことは以下の通りです。

電話に出た弁護士の方は「電話での相談は5〜10分」と言っていたにも関わらず、20分以上も懇切丁寧に質問に答えてくれ、非常に好印象を持ちました。

特に、費用の任意整理2万円・自己破産25万円～は弁護士事務所としては最安値水準、司法書士事務所と比較しても安い部類と言えます。

ただ、つばさ法律事務所が得意としている分野は欠陥住宅問題・行政事件・刑事事件・離婚問題で、代表の斎藤拓生弁護士が欠陥住宅問題・行政事件・刑事事件を得意としていること、つばさ法律事務所が欠陥住宅問題・離婚問題の専門サイトを開設していることからも解ります。

もともと、電話インタビューで弁護士の方がおっしゃっていたように、債務整理手続は情熱さえあれば、どの弁護士でもできる事案です。

ただ、他の事案と比べると弁護士の報酬が少ないことは否めませんので、債務整理以外の事案を扱っている事務所の中で優先順位が低くなります。

その結果、債務整理の相談者は長く待たされる可能性があるのです。

現に私もインタビューの中で、それとなく法テラスの利用や他の事務所の話を出されたりと、そこまで熱心に次回の面談までつなげようとする熱意は感じませんでした。

つばさ法律事務所がその様な事務所かどうかは解りませんが、特に、つばさ法律事務所は安い費用を求めている相談者や、仙台市近郊に住む人にとっては利用価値のある弁護士事務所と言えます。

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坂本一夫

大手証券会社⇒大手出版社勤務、その後独立し10年ほど会社経営。その後、フリーライターとなる。
自身も自己破産の経験があり、債務整理の森においては主に法律事務所の記事を担当。
現在は韓国釜山と福岡に居を構え、それぞれを行ったり来たりしながら、専業ライターとして活動中。

■略歴
1994年　都内某有名私立大学法学部卒業
　同年　日経BPマーケティング社に就職
　　　　法人営業部営業マンとして日経BP社年間購読雑誌の法人販売を担当
2010年　任意整理手続するも失敗
2014年　自己破産手続
2015年　同社退職　
　同年　フリーランスのライターとなる

■得意分野
債務整理・金融・株式投資・不動産投資

■ご覧のみなさまへのメッセージ
債務整理の森のライターとしての目線で常に意識しているのは、債務整理を行なう人の目線です。
略歴にもありますが、私は過去に任意整理手続と自己破産手続を経験しています。
しかもそれは、任意整理手続に失敗した上で自己破産手続するという、珍しいケースです。
ですので、「あの時こうしておけば良かった」とか「ああするべきではなかった」など後悔は尽きませんが、今となっては少しでも同じような境遇の人の参考になればという思いで書いています。
特に債務整理を手掛ける弁護士や司法書士は、債務整理をビジネスにしている訳ですから、ある意味では債務整理者と利益が相反する場合もあり得ます。
そういったことも踏まえ、忖度することなく記事としてありのままに書き上げることは、私にしかできない仕事と自負しております。
私の記事が、借金問題でお悩みの方のお役に立てば幸いです。

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