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ギャンブル依存症に対する家族の接し方

 

ギャンブル依存の回復は家族の接し方にありまず。

突き放すだけでは症状が悪化するケースもあるので注意が必要です。ギャンブル依存症はれっきとした病気ですので、異変を早く感じ取って、家族全体で病気と向き合う事が必要になります。

それでは、ギャンブル依存症の怖い部分と、対する家族の接し方、ストレス発散の方法などについて書いています。

ギャンブル依存症に対する家族の接し方

ギャンブル依存症の人の特徴

ギャンブル依存症は気の持ちようと思っている日本人はとても多いように感じますが、れっきとした精神の病気です。

日本では、心の病を軽視する傾向があり、精神疾患について心が弱いからと誤った見方をすることがよくあります。

しかし、心が弱いからギャンブル依存症になるわけでなく、また心を強くすればギャンブル依存症が治るというのも全くのウソに過ぎません。心の強弱と依存症は関係がないということから啓蒙する必要がありそうです。

病であるとの認識から学び直す必要があるともいえます。依存症である本人が病気であるとの認識をもっていたなら治療ははかどるものです。ただ、ギャンブル依存症というのは本人がまったく自覚してないことがとても多いようです。

自覚できないことが依存症の怖いところ

一般的な疾病なら傷みなどの自覚症状で異常を認識することができます。痛みがやわらがない、増していくなどで病院へ駆け込みます。これで早期治療ができ何事もなかったように事なきを得ます。その疾病も放置していたら当然のごとく病状は悪化していき、取り返しがつかないことになります。

ガンに例えると分かりやすいと思いますが、ある程度、症状が進行してから病院へ行っても手遅れとなってしまいます。体のなかで病気が進行していき慢性化する。そして進行ガンとして診断された時には手の施しようがなくなります。

これをギャンブル依存症に置き換えてみれば、その深刻さが伝わると思います。当初はギャンブル愛好者で嗜む程度にパチンコを楽しむ。ところが時間の経過とともにパチンコ中心の生活から抜け出せなくなるといった状況になっていきます。

ここでさらに怖いのがここまで症状が進行しているのにも関わらず病気の自覚がないということです。これが慢性疾病とギャンブル依存症にみられる精神疾患の決定的な違いといえます。

ギャンブル依存症とは?についてもっと詳しく知りたい場合は、下記の記事をお読みください。

ギャンブル依存性とは?

ギャンブル依存者との関わり方

では、家族が自覚のないギャンブル依存者に対してどんな関わり方、接し方をすれば良いのでしょうか。

家族が異変に気づいてあげること

精神科医が診ればその状態は分かりますが、素人にはそれが病気であるとの認識ができないのです。さらに悲しいのは依存症の本人が病との認識をもっていないために治療を受ける機会がなくなっていることが問題といえます。よく新聞記事などのメディアでギャンブル依存症の特集が組まれることがあります。

しかし、どこかで他人事となっており、まさか自分がその対象になっているとは夢にも思ってないと感じることが少なくないようです。ギャンブル依存症になると生活スタイルが一変します。

会社への遅刻が目立ち、欠勤が頻発するなど、今までとは違う行動が観察されます。このため夫、子供、親の異変に気付き、家族が半ば強引に病院へ連れてくることがよくみられます。

同居している家族が異変に気づいてくれれば不幸中の幸いとなりますが、単身者の場合は気づいてくれる家族がいないため、どうしても発見が遅れがちになります。

職場の同僚や友人から異変を指摘されることもなくはありませんが、やはり毎日、一緒に生活する同居者、家族でないとその変化には気づきにくいということが多いようです。

最後に頼りになるのは家族といってよいでしょう。

やさしく語りかけること

そして治療がスタートしてからも家族の存在は欠かせません。家族の接し方次第で患者の回復度合いがまるっきり変わってきます。

精神疾患というのは投薬も必要ですが、何より周りのサポートが必要になる病気です。依存症の本人が一旦はおさまったにみえたギャンブル行為を再び行おうとすることはよくあります。

このようになると家族は頭越しに怒ってしまいます。夫または妻の配偶者がこのような状況になると夫婦喧嘩が絶えません。最悪の家庭状況です。

これでは依存症の回復が大幅に遅れるばかりです。強く怒る前に「どうしてまたギャンブルを行おうとしたのか」「どうして自制できなかったのか」「どうして仕事を欠勤したのか」など、やさしく語りかけることが大切になります。

接し方については主治医からのアドバイスを参考にしてください。素人が独自の判断で思い込みによる接し方が一番の問題であります。依存症の家族会などが各地に誕生しておりそれらに参加するのも一つの方法です。

家族会参加でストレスの発散

また、クリニックにより、家族向けの教室が開講されているところもありますので積極的に参加されるのもよいでしょう。患者もそうですが家族同士がつながることで様々な効果が期待できます。

患者本人の行動に困った時、または愚痴をこぼしたくなった場合など、当事者の家族だからこそ理解してもらえることがたくさんあります。

そして的確な処方せんの提示をしてくれ、さらにストレスの解消にもなります。このストレス解消というのはとても大事なことです。どうしてかというと当事者の家族も病んでしまうことがあるからです。

例えば本人にあまりにも気を使い過ぎてうつ病になることさえあります。こうなるとどちらが病人か分からなくなってしまいます。

ギャンブル依存症の本人を支えてあげないといけないにも関わらず、その家族が病になると依存症の当事者はどうなるのでしょうか。

介護をしていた妻や夫、そして娘、息子が介護疲れから病気になると介護当事者は支えがなくなります。この構図と全く同じ状況が発生します。

家族もストレス発散を

このため当事者の家族はストレスをためない工夫、息抜きをすることが大切になるのです。

ストレス解消法は様々なものがあります。歌好きの人はカラオケで発散するのもよいし、スポーツ愛好者は体を動かすことでストレスが幾分かは緩和されるでしょう。ただ一番のストレス軽減策は当事者家族との問題認識の共有であるとされます。

配偶者、子供、親がこのまま病から回復されなければという不安を感じてしまうのは、どの当事者家族にも共通してみられることのようです。

家族会や家族教室への参加は患者当事者への治療成績にも大きく反映される傾向が出ているようです。参加すればギャンブル依存についての正しい知識が身につき、患者当事者のもつ不安、怒りなどを和らげる作法を必然的に学べます。

愛情をもって抱きしめる。そして自立を促すことが必要とされています。このバランスが絶妙で症状の回復度合いに合わせて患者、家族の距離感を保つことが大事になるようです。

家族ができる事

家族だけでも受診を

当事者である本人が通院、入院して治療を開始してくれれば家族会に入る意義はありますが、当事者が治療を拒否するケースではとても厄介なことになります。

治療を始めなければ病気は治りません。病は気からでなく、適切な治療を行うことが回復する手掛かりです。ギャンブル依存で治療が必要な人はかなり重症化しているといってもよいでしょう。ギャンブル漬になる、ドロップアウトしているなど、その症状は深刻といえます。

このため病院での治療を拒否し、通院を促すと暴力的な言動をとることがしばしばあります。家族としては困ったものです。このような時は本人が通院しなくても家族だけでも相談を受け付けてくれます。現在の状態を医師に話し今後のことを話し合います。

本人が診察に来てくれれば一番よいですが、どうしても無理なら家族だけでも受診しておく方が何かとメリットがあります。

夫婦関係でギャンブル依存症を発症

家族相談でも健康保険の適用がされることがありますのでクリニックへの問い合わせを忘れずにしておきましょう。依存症というのはとても理解困難な病気です。病気の本質、問題が分かれば意外にも楽になるものです。得てして無知のために家族にも焦りが出てきます。

まずはギャンブル依存についての知識を知ることと同時に患者が抱える背後の問題を把握することもとても大切になります。ギャンブル好きが高じて病的な依存症に発展することもありますが、必ずしもギャンブルの好き嫌いだけで病気の領域に入って行くとは限りません。

仕事でのストレス、失業や就職失敗がギャンブル依存度を高めることもありますし、夫婦の関係が重圧になっていることも考えられます。

このように当事者が背後に抱える問題を把握できなければいつまで経っても回復は望めないでしょう。患者が受診する際には家族も一緒に問診に加わることがとても重要になります。

診断後の対応について

そう簡単にギャンブル依存症は治らない

その問診次第で原因が変わり治療方針にも影響を与えてしまいます。

さらに家族の患者への接し方も変わってくるでしょう。夫婦関係など家族が依存症の一因になっていれば、家族関係の修復をしなければなりません。

どちらにせよ初診時は家族が同行して医師への説明が必要となります。診断が確定すれば家族へ接し方のアドバイスがあるかと思います。むやみな説教をしない、うなずきながら話を聞いてあげるなどと指示があれば忠実な実行をする必要があります。

これは症状が落ち着いた後も継続しなければならないことです。治療後しばらくギャンブルが断たれているから即、依存症が治ったと判断するのは早計。

ギャンブル依存症は長期的に経過観察を必要とする病気です。ギャンブルをしてないから完治したのではなく、一時的に症状が落ち着いているにすぎないと思われたことがよいかもしれません。

借金問題も負担がとても大きい

そう簡単に依存症は治らないとの認識をもって接することが寛容といえます。当事者の欠点ばかりみてしまい声を荒げてしまいそうになりますが、グッと堪え、絶望的な気持ちになるのではなく前向きに物事を考えていきましょう。

このようなことを心がけて接していくと気持ちの整理ができてくるものです。患者は自助グループでの病気克服を目指し、家族は家族会での参加で情報交換をする、というのが依存症患者にまつわる関係性で見て取れます。

ギャンブル依存者が抱える問題は何も病気だけのこととは限らないでしょう。ギャンブル依存者は消費者金融からの借金も珍しくはありません。

自力で債務を返済するのか、または債務整理の選択をするかはとても難しい問題です。借金については経済的基盤を揺るがしており、これまた家族を巻き込んでいることが少なくありません。

まずは借金整理

連帯保証人となっている家族は直接、債務の返済を迫られます。

連帯保証といわなくても当事者の借金問題はやはり気にかかるのが家族というものです。債務についての方針を相談できるのも家族会といえます。

また、法律事務所の探し方や依頼の仕方などをアドバイスしてもらうこともできるでしょう。家族会というのはマルチな相談窓口にもみえます。

治療が下手なドクターよりも家族会の方が知の宝庫といえるのかもしれません。家族会に参加する当事者家族は他人事ではないためギャンブル依存について必死に学んでいます。

家族会のリアルな意見交換は精度の高い情報が集まります。このためギャンブル依存の初期段階から慢性期までの現状および対処法が蓄積されています。

もし通院歴もなく、依存症か分からない段階のギャンブラーが家族にいれば、家族会へ問い合わせして話を聞いてもらうのも一つの方法になりそうです。いきなり病院へ連れて行くことに対し、躊躇される方々も少なくありません。

病院で診察してもらう前に対象家族の状況を説明して、アドバイスをもらうことはとても意義がありそうです。

ギャンブル依存はもはや国民病

ギャンブル依存症というのはとても誤解の大きな病気。このため家族の接し方次第で患者の回復が全く違ってくるという少々ややこしい病です。

病状が進むと妄想や嘘を平気でつくといこともあります。回復したように思えても治癒の有無は客観的に判断することができません。体の健康問題と異なり心の病はとても扱いづらい現象です。

だからこそ正確な情報を収集して患者に接することが治癒を早め再発を防ぐことにもなります。ギャンブル依存は一説には500万人もいるとされます。もはや身近な病といってよいでしょう。正しい接し方を学べば早期の回復を実現することができます。

気持ちの問題だと安易に考えていると、のちのち大変な問題になる可能性も秘めています。ギャンブル依存症の末期症状について知りたい方は下記の記事がおすすめです。

ギャンブル依存性の末期

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