債務整理の森

債務整理を依頼する際の弁護士の選び方と、それぞれの弁護士の口コミや評判を検証し解説します。     ※当サイトはアフィリエイト広告を使用しております。

           

自己破産の手続きの流れや期間についてわかりやすく解説

 

自己破産の流れは複雑なものです。ここではそのプロセスを分かりやすく解説をします。流れが分かると弁護士の依頼が必須だということが理解できます。自己破産のプロセスを確認しながら債務者がとるべき行動を考えてみましょう。

破産手続きはとても複雑

自己破産は債務整理の中でももっとも劇的な効果をもたらしてくれる方法です。借金が0になることは破産者にとって最大のメリットといえます。

ただ、借金が免責されるまでのプロセスはとても分かりにくいです。自己破産の申請を行う場合、弁護士に依頼することが一般的ですが、まず一連の流れを確認してみます。

はじめに破産者本人が地方裁判所へ自己破産の手続きを行います。その後、裁判所での審尋が始まります。この面談は代理人弁護士が出席します。面談が終わると破産手続きの決定が下されます。裁判所による破産宣告です。ここから破産管財人が選ばれ、競売による財産の処分が行われます。そして破産者が同席する形での免責審尋。最後に債務の免責が正式決定します。

やはり、わかりにくいですね。箇条書きにしてみます。

自己破産の流れ

  1. 債務者による申立て
  2. 地方裁判所での審尋
  3. 破産宣告
  4. 破産管財人の選任
  5. 競売(自宅ありの場合)
  6. 免責審尋
  7. 破産手続きの終了

免責不許可で依頼を断られるケースもある?

このように自己破産の流れをみるといくつものプロセスがあり、それぞれの過程においては具体的な行動が求められます。自己破産の申立てを債務者本人がするにはやはり難しい手続きであるように思えます。

自己破産は一般的に弁護士等に依頼して開始するものです。債務者が単独で行うことは無理といえます。弁護士を代理人に立て一連の手続きを行いますが、自己破産は内容により依頼を断られるケースも少なくないとされます。そこには自己破産するまでの状況にはないと判断されるようです。

その一番の理由として著しい免責不許可事由があげられます。免責不許可事由といっても幅広いケースがあてはまります。例えば、借金の大半をギャンブルなどの遊興費に充てていた場合、免責が認められないことがあります。そうなると弁護士に相談しても依頼を断られる事態も存在します。

自己破産の申立てには弁護士の力が必要です。しかし、免責不許可事由などで依頼を引き受けてもらえないこともあり得ることを理解しておきましょう。そのような場合はあきらめずに他の弁護士に相談してみます。

他の弁護士に断られた案件でも別の弁護士なら引き受けてもらえるケースはあります。自己破産の流れは複雑です。さらに状況によっては申立てが認められないことも否定できません。自己破産の申し立ては債務者と弁護士などが二人三脚で行うものといえるでしょう。

自己破産について、もっと詳しく知りたい方は下記の記事をお読みください。

合わせて読みたい
The following two tabs change content below.
アバター画像

債務整理の森編集部

債務整理の森編集長。ユーザーの求めている情報をわかりやすく配信することを最優先し、記事の編集に励んでいます。

厳選!おすすめ記事BEST3

1
債務整理のベストな選択とは?経験談を踏まえて基礎情報から弁護士の選び方まで一挙解説

もし多額の借金を抱えてしまった場合、もしくは借金を返せなくなったと思った場合、誰 ...

2
債務整理に注力しているおすすめの事務所一覧【徹底調査】

当サイトでは、実際の取材や債務整理の相談を行なった体験談をもとに、おすすめの弁護 ...

3
債務整理のベストな選択とは?経験談を踏まえて基礎情報から弁護士の選び方まで一挙解説

もし多額の借金を抱えてしまった場合、もしくは借金を返せなくなったと思った場合、誰 ...

任意整理の費用と支払い方法でみる弁護士ランキング 4
任意整理の弁護士費用はどれくらい異なるの?おすすめ事務所を徹底比較

借金に関する相談は、弁護士事務所や司法書士事務所において無料で行なうことができま ...

5
債務整理のベストな選択とは?経験談を踏まえて基礎情報から弁護士の選び方まで一挙解説

もし多額の借金を抱えてしまった場合、もしくは借金を返せなくなったと思った場合、誰 ...

6
ひばり法律事務所の評判・口コミを徹底分析 直接取材でわかった依頼するメリット・デメリット

ひばり法律事務所の特長 累計1万件の債務整理対応実績 緊急性に応じて即レスするス ...

 - 自己破産とは?メリットデメリットとその後の生活