初期費用0円、着手金無料で債務整理できる法律事務所

2023/07/03

お金がないから債務整理ができない方へ

債務整理を考えているけど、相談や依頼にいくらかかるか不安、払うお金なんてない…と一人で悩んでいる方が多くいらっしゃるようです。

借金返済のお金もないのに、弁護士費用なんてとても出せないというもの当然です。しかし、先延ばしにしているだけでは借金は膨らむ一方です。

相談する人にお金がない事を考慮して【借金問題に関する相談は相談料無料、債務整理にかかる着手金も無料（または後払い可）】としている弁護士事務所・司法書士事務所も増えてきました。

この記事では、専門家に相談・依頼するときに初期費用がかからない方法や、初期費用0円で債務整理を行っている法律事務所を紹介しています。

債務整理の手続きを法律事務所に依頼すると、法律相談料や着手金、事務手数料、報酬金といった費用がかかります。報酬金は、成功報酬、減額報酬などと呼ばれ、手続きの種類や住宅ローンのありなしなどによって金額は様々です。

その中で、債務整理を依頼するまでにかかる初期費用には次のようなものがあります。

債務整理をする前に、弁護士や司法書士に相談をするときにかかる料金です。債務整理など借金に関しては相談料無料としている法律事務所が多くあります。

全国対応している事務所なら、遠方であっても電話相談やメール相談ができます。電話は無料法律相談ダイヤルが用意されており、無料で通話できるところがほとんどです。事務所によっては無料出張法律相談もありますので、まずは問い合わせてみましょう。

この相談では、どこから借りているか（闇金を利用しているか）、借入額、収入、返済状況などを伝え、どの方法で債務整理をするのか、どれくらい借金が減るのか、過払い金が発生しているかどうか、どのように返済していくかなどを聞くことができます。

着手しないと詳しいことは教えないといった事務所もありますが、そのようなところには依頼しないのが無難でしょう。

相談料…0円（無料）のところが多いが、通常の法律相談は1時間5,000円～1万円が相場

債務整理の手続きを正式に依頼すると決めて受任契約の締結時に支払う料金で、弁護士や司法書士への報酬となります。途中で債務整理が出来なくなったり、債務整理が成功しなかったりしても返金されない費用です。

借金で悩んでいる人はまとまったお金が用意出来ないことがほとんどですので、着手金の分割払いに応じてくれたり、着手金を無料にしている法律事務所もあります。

着手金…債権者1社あたり2万円～3万円が相場

初期費用の他にかかる費用には報酬金（基本報酬、成功報酬、減額報酬）や事務手数料、手続きの種類によっては裁判所申立費用があります。詳細は債務整理の手続き別に記事にまとめていますので、参考にして下さい。

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法テラス（日本司法支援センター）とは国が設立した法務省所管の機関で、法的なトラブルの解決に必要な情報・サービスを提供している相談窓口です。

法テラスでは債務整理を考えている人に無料法律相談を行ったり、必要に応じて弁護士・司法書士費用などの立替えを行っています。これを民事法律扶助業務といいます。

民事法律扶助業務は誰でも利用できる訳ではなく、経済的に弁護士費用の支払いが難しい人が対象となっているため、資産額や収入額に条件があります。

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詳細は債務整理を法テラスに依頼する流れの記事に詳しくまとめていますが、相談や着手に時間がかかることが多いため、債務整理を急いでいる人にはおすすめできません。

法テラスでは相談無料、その後の弁護士費用が建て替えてもらえるという魅力がありますが、同様の事を行っている法律事務所もあります。

相談料が無料であったり、着手金が不要であったり、費用は分割・後払いが可能な事務所であれば、手持ちのお金がなくても債務整理の手続きに取り掛かることができます。

相談料と着手金が無料の法律事務所を一覧にしました。分割払いや後払いが可能な事務所もあります。